太陽光発電 メリット デメリット 蓄電池

太陽光発電 徹底分析

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太陽光発電は付けたほうがいいの?

これは今新築をする方は皆さん悩まれる問題ではないでしょうか。

良く最近ネットで見かけませんか?

「買取価格が下がったからやめたほうがいい」

「リスクあるし、元取れないよ」

果たしてこの言葉に根拠はあるのでしょうか?

私は載せない選択をしましたが、正直後悔してます。その理由について、解説したいと思います。

こんなことで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

  • 実際設置した方がいいの?しない方がいいの?
  • 売電額下がるんじゃないの?
  • 屋根が弱るとか言うけど大丈夫なの?
  • パワコン変えたり、ランニングコストかかるでしょ?

まずは結論

「自分の生活リズムや電気の使い方を元に、しっかりシュミレーションをしてもらって決める」

ということになります。

※趣味レーションの内容

  • 年間の電気代の予想額
  • 太陽光発電を載せる価格
  • 設置後の年間電気代
  • 期間(例えば10年)

※計算式A 年間の電気代の予想額 × 10年

※計算式B (太陽光設置後の年間電気代 × 10年) + 太陽光発電を載せる価格

※計算式A から 計算式B を引いた額が プラスとなればお得ということになります。

そして現時点では「自家消費率を高める」ことが元を取る最短の近道と言われてます。

自家消費型 or 売電型

売電をした場合と、自家消費をした場合の1KWhの単価は以下のように変わります。

売電:1kwhあたり約20円

自家消費:1kwhあたり約28円

単価が高い自家消費

太陽光を載せた方が得なのか損なのか、最も関係するものは、

太陽光パネルの取り付け方、太陽光パネルのメーカーなどではなく、

どんな生活リズムで電気を使用しているかが大きく関係するようです。

なので新築の際に入れることが必ずしも正解ではなく、新築して1~2年住んでみて自分の生活リズムを知った上で、必要な太陽光パネルの量を設置するというのも有りかもしれませんね。

太陽光パネルって乗せていない人が損する仕組みなの?

「FIT制度」と呼ばれているものです。

脱炭素社会に向け、再生可能エネルギー(家庭の太陽光発電も含まれる)の助成政策です。

その中の「賦課金」と言うものがあり、これが太陽光を乗せない人が損をすると言われているものです。

太陽光パネルを乗せている人から、電力会社が電気を買います。そして電力会社が電気を売るときに、

賦課金としてその分を電気代に上乗せしています。その上乗せ分が年々上がってます

実際過去5年間分振り返ってみると、年々上がってます。

  • 2016年度 2,25円/kWh
  • 2017年度 2,64円/kWh
  • 2018年度 2,90円/kWh
  • 2019年度 2,95円/kWh
  • 2020年度 2,98円/kWh

そして賦課金は2030年にピークを迎えると言われております。

実際目安として一ヶ月の電力使用量が300kWhの家庭だとすると、

計算式 300kWh × 2,98円 = 894円

ですので、2020年を例に取ると一ヶ月あたり894円 年間あたり10,728円

電気代に賦課金がプラスされていると言うことになります。

しかも年々単純な電気代も上がってます。

太陽光発電設置の注意ポイント デメリット

太陽光パネルは安く設置出来れば、乗せられるだけ乗せた方がお得のような考えについても注意が必要です。

注意ポイントこちらで松尾設計室さんが分かりやすく解説してくれてます。

  • 構造計算時に荷重載せて計算する(豪雪地帯・瓦屋根は注意)
  • 先付け金物、もしくはキャッチ工法で設置する
  • 屋根自体の下地へのとめ付けは標準より多めに、屋根下地合板が腐らない仕様にしておく
  • 設置は出来れば南東から南西の間
  • 災害補償・システム保証も確認しておく
  • 影になる時間が長い場所なら設置しない
  • 屋根一体型の場合、下地合板との間に不燃材を挟んでおく

今現在太陽光パネルが搭載されている家が300万戸あり、その内太陽光発電による火事が120例あり、その120例全てが屋根一体型の太陽光発電だったようです。

そしてその120例全てが下地合板との間に不燃材が入ってなかったようです。

やはり施工会社は大切ということですね。

しっかりこの辺りの注意点を把握している会社に依頼したいですね。

まとめ

今後、売る電気は安くなり、買う電気は高くなるということになります。

ただ冒頭でもお伝えした通り、損をするばかりではありません。

買う電気が高くなるなら、買わなければいい!つまりは自給自足です。

今ではオール電化の家庭では安い深夜電力でエコキュートでお湯を作るというのが一般的ではあると思いますが、今後は太陽光発電が利用できる日中にお湯を作るのが一般的になるかもしれませんね。

また、テレワークなどで日中家に人がいる家庭が得をするはずです。

そして忘れてはいけないのが蓄電池です。

蓄電池はまだまだ高いですが、これから小型化、大容量化、安価になっていくと予想されてます。

日中太陽光発電で蓄電池を充電させ、太陽光発電が利用できない夜間はなるべく蓄電池を利用する家庭が最も得をするのではないでしょうか。

私も蓄電池が安くなり、EV車が主流になった暁には太陽光パネル導入を検討したいと思います。

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