見積書
ヘーベルハウスはかなりザックリした見積です。
他数メーカーの見積も後程掲載しますが、へーベルハウスが一番ざっくりしてました。
キッチンについてはへーベルハウスはLIXILのリシェルSIが標準でしたので、入れてもらってます。
ただ「標準」は注意してください!リシェル自体は標準かもしれませんが、タッチレス水栓やシンクやレンジフード、バックセットなども拘りたい方は標準ではまず収まりません。
照明工事も200,000円だとまずオーバーしますね。
我が家は三井ホームの照明費用は値引きしてもらって660,000円でした。
ただ私が検討したハウスメーカー(積水ハウス、へーベルハウス、PanasonicHomes、三井ホーム)
の中で、圧倒的に初回提示見積は安かったです。
へーベルハウスは搬入の関係である程度道幅が確保出来たりする場合は、金額抑えられるようです。
都心などの狭小地だと他メーカーくらいの金額になるかもしれません。
提案図面
へーベルハウスのPRポイントは3つ!
- 1、構造
- 2、ALC(へーベル版)
- 3、断熱材ネオマフォーム
へーベルハウスはバス見学ツアーに参加しました。
最初は地震の怖さを伝えるムービーを見せてもらいましたが、構造の細かなポイントのプレゼンはありませんでした。
地震の怖さ分かった?もうウチの構造の強さはわかってるよね?という感じなのでしょうか。
あとはALCとネオマフォームの断熱性の高さ。
以下、バスツアーでもらった資料になります。
へーベルハウスHPより
ネオマフォームは断熱材区分Fで、熱伝導率0,022以下なので最も優れた断熱性ですよ!
ということになります。
ネオマフォームは旭化成建材という旭化成グループで作られているので、本当に優秀な断熱材のようで、他の住宅会社へも販売しているようです。
ただ気になる点があります。
まずこの数値比較は厚みのことは気にしてません。
例えば一般的に安いと言われているグラスウールですが、性能自体はネオマフォームと比べ劣ると思います。
でも極端な話ですが、グラスウールの厚みをネオマフォームの3倍にしたらどうでしょう?
性能は高いが金額も高いネオマフォームは簡単に厚みを変えられませんが、グラスウールなら厚くすることは可能と思います。
(そもそもネオマフォームの厚みはへーベルハウスでも自由に決められず、メーカーで厚みの仕様は決まっていたかと思います)
最近多くの高気密高断熱住宅で採用されている現場吹き付けのウレタンフォーム断熱材についても、施工初期の数値は良いが、経年劣化が著しいという文献もあります。
吹付けウレタン断熱材の熱伝導率の長期経年変化に関する実験J-STAGE
まとめ
結局へーベルハウスはネットで結露の記事が多かったことと、デザインがどうしても好きになれなかったことで辞めることにしました。
あと断熱材については「何の断熱材を使用しているか?」についてはそれ程重要では無いことも、家について調べることで分かってきました。
しっかりその会社が使用している断熱材について熟知しており、メリットデメリットを把握した上で施工していること。が重要だと思います。
断熱については断熱材の他にも、気密、窓、サッシ、冷暖房計画、パッシブ設計など様々なことが影響するので、「うちは~の断熱材を使っているから暖かいですよ!」というセールストークには惑わされないよう注意してください!
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