太陽光発電 蓄電池を検討する前に絶対考えるべきこと 「停電対応」と「自家消費」

太陽光発電 蓄電池について

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はじめに

太陽光発電についての記事はこちらから

今回紹介する内容については、下記書籍「エコハウスのウソ」第二弾を参考にしてます。

大変勉強になる本なので、これから家を建てる方も、建て終わった方もオススメします!

参考になったポイントをいくつかの記事に分けたいと思ってます。

今回は蓄電池についてです。

蓄電池の定格容量が全て使えるわけではない?

蓄電池の容量って10Kwh〜30Kwhなど、商品によって違いがあります。

でも容量10Kwhものが、10Kwhフルで使用できるわけではないんです。

※下の3つの要件で定格容量の8割程度しか使用できない。

注意ポイント

新品同様で状態が良い時でもこのような条件となってしまう

  • 充放電に伴うシステムの損失
  • ユーザーが設定する最低残量
  • システムが確保する最低残量

これとは別に、蓄電池なので所謂バッテリーです。

スマホと同じように、使用年数が経過すればするほど、バッテリーは劣化してきます。

それは蓄電池も同じこと。

蓄電池の運用方法は大きく2つある

蓄電池の運用方法として、大きく2つあります。

「停電対応」と「自家消費」

これは相反するものとなり、どちらの運用を選択するかは考え方次第となります。

その選択とは、次の2つのどちらかということになります。

緊急事態の時に普段通りの生活を送ることを軸にするか、

普段の日常生活で得・省エネを実現することを軸にするか、という選択となります。

そこで考えないといけない事は、

ポイント

蓄電池の「ユーザー設定残量」についてです。

蓄電池の「ユーザー設定残量」

蓄電池のユーザー設定残量とは、

「蓄電池に残しておく電気量をユーザーで設定するもの」です。

つまり蓄電池のユーザー設定残量が小さければ、日中ためた電気を夜に多く使用することが出来て、日常生活を送る上で得・省エネを実現することが出来る。

またユーザー設定残量が大きければ、日中ためた電気を夜に多く使用することは出来ないが、常に蓄電池に多くの電気をためていることになるので、停電時に多くの電気を使用することが出来るので、緊急事態の際でも普段と大きく変わらない生活を送ることが出来る。

これが相反する理由となります。

どちらにもメリット・デメリットがあるのでそれぞれ家族の考え方で変わってくると思います。

停電時の具体的な電気の使用について

私もそうなのですが、

「停電時に蓄電池あると安心だよ!」と誰かに言われたことがあったり、テレビで見たことがあると思うんですが、それについて深く考えたことってありますか?

私はありませんでした。こんな風にしか思っていませんでした。

ゆんみん
ゆんみん

そうだよな〜蓄電池あれば、安心だよなぁ

でも、停電時を具体的に考えてみましょう。停電時に皆さんは何がしたいでしょうか?

本当に普段通りの生活を送りたいなら蓄電池が必要かと思いますが、

私は最低限避難所に行かなくても暮らせるくらいで充分かなと思いました。

  • スマホの充電
  • ラジオを聞く
  • 夜の照明
  • 冷蔵庫

このくらいでしょうか。

あとはカセットコンロがあればお湯も沸かせるし、お風呂も数日我慢かなと思います。

流行りのモバイルバッテリー

蓄電池でなくとも、大容量のモバイルバッテリーが最近多く登場してます。

今ではキャンプでも大活躍しているみたいですよ!

※こんな良いものがあります。

Youtubeでも色々な方が紹介してますよね。

よく家電選ぶ時に参考にしているカズちゃんねるさんのバッテリー比較動画です。

まとめ

私は以上の理由から、蓄電池についてはまだまだ導入するメリットは少ないのかなと思いました。

偉そうなこといってますが、我が家は太陽光パネルを入れていないのです。涙

新築3ヶ月ではありますが、太陽光パネルを導入するかどうか真剣に検討してます。

太陽光発電についての記事はこちら

太陽光発電は省エネの観点からも必要だと思いますし、損・得で考えても、これからの電気代上昇対策として「自家消費」の太陽光発電のメリットは大きいと思います。

我が家のような全館空調を採用している方は、日中家に誰もいない時でも空調は止めない方が多いと思います。その場合の太陽光発電「自家消費」はとても相性が良いと思ってます。

全館空調「スマートブリーズワン」

本当に太陽光パネルを採用できるのか?これからも楽しみにしてください!

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