はじめに
「家は性能!」と一条工務店がPRしてますよね。私もそれに同意します。
でも性能って一般消費者である我々に優しくないですよね。
C値?Ua値?なにそれ?って感じですよね。
気密・断熱が大事と言われたり。
気密・断熱はそこそこで良いと言われたり。
気密は息苦しいと言われたり。
住宅会社を決めるにあたり、会社側は本当に売ることだけを考えているなぁと思ってしまいます。
でも、このニュースはこれからマイホームを建てる人にとって吉報だと思います!
住宅性能を馴染みのある「光熱費」で表示する制度のようです!
住宅の省エネ性能 光熱費換算表示制度って?
以下、わかりやすい記事があったのでURLを貼っておきます。
国交省、「目安光熱費」表示でとりまとめ案(不動産流通研究所より)
住宅情報提供サイト等の広告画面上の具体的な表示位置等は各媒体の判断に委ね、「目安光熱費表示はすべて年額」「多段階表記と併記し、専用の入力項目を設ける」「消費者が容易に認識できる解説ページを設ける」「目安光熱費に反映されないZEH、IoT住宅、太陽光発電、床暖房、エネファーム、オール電化等は物件詳細ページで個別にPRする」を原則とする。複数住戸の広告掲載については「最も性能が悪い物件」から「最も性能の良い物件」を「~」で掲載する。
同制度の開始にあたり、同省で消費者向けリーフレットを作成。リーフレットと住宅情報提供サイトの解説ページで「目安光熱費の概要」「ラベル掲載内容の説明・見方」「算出方法や計算条件」「実際の光熱費とは異なること」「用語解説」を掲載する。
同省では、今年9月までに「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針」の告示を改定。業界での啓発活動、各種システム改修、ポータルサイト側の改修を踏まえ、新築マンション、新築戸建での光熱費表示を2022年4~6月、新築賃貸住宅には同年10~12月に導入したい考え。
株式会社不動産流通研究所より
※実際の運用は新築戸建・新築マンションで2022年4月〜6月、新築賃貸住宅には2022年10月〜12月に開始される予定のようです(2021年3月時点の情報)
住宅省エネ性能の光熱費表示制度がスタートしたら、一般消費者としては今までより住宅性能について分かりやすくなります。
今まで住宅性能を意識していない住宅会社側から、なんとな〜くの回答しかもらえなかった住宅性能について誤魔化しが効かなくなったと言い換えることが出来るかもしれません。
住宅省エネ性能 光熱費表示制度にも注意点はある?
このニュースは私が参考にしている工務店・設計士・Youtuberの皆さんにとっても影響が大きいようで様々なところで話されております。
住宅省エネ性能 光熱費表示制度で注目したいポイント・注意点としては、
その住宅が「全館冷暖房」か「部分間欠冷暖房」か と言うことです。
全館冷暖房と部分間欠冷暖房について
言わずもがな、全館空調と個別エアコンの違いです。
※全館冷暖房 ⇨ トイレ・廊下・玄関全て一定の快適な温度
※部分間欠冷暖房 ⇨ エアコンが設置されている部屋だけ快適な温度
もちろんですが、光熱費だけを考えると全館冷暖房の方が、不利に働きます。
なのでこの情報をうまく利用されて、住宅会社側のPRにのらないことが注意点です。
自身で納得されて選択するのなれば問題ありませんが、光熱費表示のみを信用せず家のプランや、冷暖房計画をしっかり確認した上で、住宅省エネ性能の光熱費表示を参考にしてください。
まとめ
今は家づくりについてしっかり調べている人でないと、家の性能について知ることが難しいです。
住宅省エネ性能の光熱費表示制度が進むことで、快適な住宅に住む人が増えること、「こんなはずじゃなかったのに」とマイホームを建てて後悔する人が少なくなれば良いと思います。
地球環境にとっても住宅性能向上はCO2削減にも繋がると思うので、社会的責任を考えてもとても重要なことだと感じます。
※マイホームを建てて早4ヶ月、太陽光発電を設置しないことを激しく後悔している私は、太陽光設置に向けて調査を開始してます。
我が家の光熱費も全て掲載しているので、太陽光設置前と後でもどのくらい違うのかも今後記事にしたいと思います。
(まだ太陽光設置の具体的な日程は決まっておりません)
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